
私たちの暮らしは日々豊かになり、取り巻く環境や社会は快適で便利になって、さらにその度合いはどんどん進歩しています。 一方で、地球規模の環境問題や人口構造高齢化など、近い将来、私たちが直面し解決していかなければならない課題も多く残されています。
これらの課題を解決するうえで、材料科学・材料工学の果たす役割は大きく、その範囲も多岐にわたります。
本研究室では、とくに電子構造や原子・分子構造の観点から、物質・材料のミクロな構造や巨視的な性質が発現する“しくみ”を理解し、それを新しい材料の創成につなげていく材料科学におけるパイオニアを目指して研究を進めています。
研究テーマ
- バイオセラミックスの材料設計および合成
- 物質界面の量子構造設計と機能開拓
- 転位の量子構造と物性
- 高性能イオン伝導体の伝導機構の精密解析
- 第一原理計算に基づく材料ナノ構造の熱力学的安定性評価法の開発