<飲むのに要する時間>

ショート・ドリンクス これは、あまり時間をかけずに飲むカクテルです。 大体飲み終えるのにかかる目安すは10〜20分位です。それ以上では味が損なわ れてしまいます。 大体が、小さめなグラスに入っているカクテルがこのショー ト・ドリンクスにあたります。 ロング・ドリンクス ゆっくりと時間をかけて飲むカクテルです。 しかし、あまりに時間をかけすぎでも味が落ちてしまうために、飲み終えるのにか かる目安すは30〜40分ぐらいです。 大体が、大きめなグラスに入っているカ クテルがこのロング・ドリンクスにあたります。
<飲む時と場合>

アペリティフ 食事の前に飲み、喉を潤し、食欲を増進させ味覚をとぎすませる目的があります。 一般には、辛口のタイプが多い。 クラブ・カクテル 食事中に、スープやオードブルのかわりに出されるカクテルです。 ディジェスティフ 食事が終わった後に飲むカクテルで、比較的に甘口のものが多く、デザートのフル ーツに合わせて、そのフルーツ系のお酒をベースとすると口当たりがいい。 ビフォー・ミッドナイト・カクテル 食事を終えた後の夜のひとときを楽しむ為のカクテルです。一般的には辛口の物が 多いようです。 ナイト・キャップ・カクテル 深夜、寝る前に飲むのに適したカクテルです。 オールディー 食前でも食後でも、昼でも夜でも時間を限定せずに飲んでもいいカクテルです。ほ とんどのカクテルがこれにあたります。

<温度の違い>

コールド・ドリンク ほとんどのカクテルは、コールドタイプで、マイナス6、7℃〜プラス7、8℃ぐ らいのが飲み頃です。グラスに注いだときには、適温でも、少し立つとすぐに温度 が変化してしまう為、作るときにはグラスの大きさや飲むスピードを考慮する必要 があります。 ホット・ドリンク 牛乳や卵、砂糖などを入れたカクテルには、ホットタイプで60、61℃〜67,68℃ぐらいが飲み頃です。ホットタイプのを作るときには、器を直接暖める、器 を間接的に暖める、熱湯を加える等の方法があります。
<作り方の違い>

ステア ミキシング・グラスに材料と氷を入れて、手早くかきかき混ぜるのがステアです。 シェーク シェーカーを振って作るカクテルです。シェークする目的には、アルコール度が高 いお酒を飲みやすくすることと、クリーム、卵、砂糖などの混ざりにくい材料をし っかりと混ぜあわせること、冷たいカクテルを作る時には、材料を混ぜながら急速 に冷やす為に少しでも早くシェークを振る。 ブレンド ミキサーを使って材料を混ぜ合わせるものです。 ビルド 材料を直接グラスに注いで作るもので、他のと比べて非常に簡単に作れます。


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