ハワイ生まれのマカデミア・ナッツ・リキュール。マウイ島にある製造元ハワイアン・ディスティラーズ社は、1979年の創業。1983年にマウイ蒸留所でこのリキュールを開発し、成功をおさめている。
マカデミア・ナッツは、1857年、オーストラリア東海岸の森林中で発見され、同国の著名な科学者ジョン・マカダム博士/Dr.John Macadamの名を取って名付けられた。1930年代にハワイ大学で品種の改良が行われ、生食に適する栽培品種が生まれてから広く栽培されるようになった。
リキュールは、15年以上の成木から収穫したナッツをロースト、粉砕し、砂糖きびから作った中性スピリッツに浸漬してつくる。ほのかな甘味と、香ばしいナッツの香り、淡い褐色の液体─常夏の国のエキゾチックな気分に誘われそうなリキュールだ。
酒名のカハナは、ターニング・ポイント(分岐点)を意味するハワイ語。ロイヤルは、ハワイ王家の栄華を偲んでつけた形容詞。