カプチーン・コーヒー・クリーム・リキュールは、モーツァルト・チョコレート・クリーム・リキュールで成功をおさめたC.H.ケーニッヒ社が、クリーム・リキュール第２弾として、1992年に発売した製品。カプチーンの名は、イタリアン・コーヒーのカプチーノに由来している。イタリアン・ロースト（深煎り）のコーヒー豆を粉砕して使うので、ほろ苦いコーヒー味が感じられるが、それがコクのあるクリームと混然一体となって、深い味わいを生み出している。アルコール度数、エキス分は、モーツァルト・チョコレート・クリーム・リキュールと同じ。
クリームを配合したベージュ色のリキュールは、1974年に発売されたベイリーズ・オリジナル・アイリッシュ・クリームの大成功以来、ファッショナブルな酒と見なされるようになってきている。